ピロリ菌に感染している人と、感染が陰性の人の胃カメラ画像です。
地域のピロリ菌健診(ABC検査)で判定Dのため急いで内視鏡検査を行った方です(*1) ところが内視鏡ではほぼ正常の胃粘膜で萎縮は認めずピロリ菌の検査(尿素呼気試験)は陰性でした ABC検査が偽陽性になった方でした。 *ABC検査とは |
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ピロリ菌感染により萎縮性胃炎を起こしています 血管透見像、襞の腫脹、表面の凹凸不整を認めます 胃癌のリスクの高い状態です |
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この方もピロリ菌感染症があります 内視鏡では胃の中央から出口にかけての粘膜は綺麗なのですが・・・(写真左) 入り口近くに異常所見あり(写真中) 色素をかけると(写真右)・・ 胃Maltリンパ腫という病気でしたが、ピロリ菌除菌で治癒しています。 |