機能性胃腸症とは? | ||
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とは、検査をしても、潰瘍や癌などの異常が見つからないのに、胃の不快な症状が続く病気のことです。以前は神経性胃炎・慢性胃炎などと呼ばれていました。 以下のようなことが起こります。
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特徴的な症状 | ||
主に2つの特徴的な症状があります。
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診断と治療について | ||
検査としては、潰瘍や癌がないかを確認するため 胃透視・胃カメラ・超音波検査・胸部レントゲンのほか 血液検査や便尿検査などをおこないます。治療は症状を軽くすることが目的となります。 薬物療法 ・・・低下したり過剰になりすぎている胃や腸の運動機能を正常な状態に近づける薬 胃酸の分泌を抑える酸分泌抑制剤 機能性ディスペプシアは、命にかかわる病気ではありませんが、他の病気が隠れている場合や 放置しておくと生活の質が低下しますし、治りにくくなります。症状に心当たりのある方は、消化器内科専門医である鍜治田クリニックにお越しください。 |
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ライフスタイルの見直し | ||
機能性ディスペプシアは、治療を開始すればすぐに治るというものではなく、時間が必要です。 医師の診断を定期的に受け、薬を服用しながら胃に負担をかけず、ストレスを上手に解消する生活を心がけましょう。 |
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日常生活のポイント 睡眠を十分にとりましょう。 禁煙をしましょう。 アルコールを控えましょう。 適度な運動をして新陳代謝を上げましょう。 自分なりのストレス解消法を見つけましょう。 食事のポイント 1日3回 規則正しい食事を心がけましょう 食べ過ぎを控え 腹八分目をにしましょう。 ゆっくりよく噛んで食べましょう。 食後は休憩を取りましょう 脂肪の多い肉や魚、塩辛いもの、刺激の強い香辛料は控えめにしましょう。 |